関山 中尊寺[岩手県平泉 天台宗東北大本山]

お知らせ・行事予定

『特別展示 中尊寺建立供養願文』開催のお知らせ

2026年01月27日

中尊寺建立900年 特別展示
 『中尊寺建立供養願文』
 

会場:讃衡蔵
会期:令和8年3月24日~5月10日

 
いまからちょうど900年前、天治三年(1126)3月24日、奥州藤原氏初代清衡公は、
中尊寺大伽藍一区を落慶し大規模な法会を厳修しました。
その法会において読み上げたのが「中尊寺建立供養願文」です。
願文には、清衡公がこの地に伽藍を建立した趣旨とともに、仏法のもとに国家を鎮め、人々の安寧を願う切なる祈りが記されています。
この供養によって、白河上皇の御願寺に列せられ、国家的祈願の場として認められました。
 
今回の展示では、「中尊寺建立供養願文」の輔方本と顕家本を、同時にご覧いただきます。
そこに記された言葉は、特定の時代や立場を超え、
この国に生きるすべての人々の長寿と安楽、そして世の安穏を願うものでした。
 
九百年の時を隔ててなお響く祈りの言葉に、静かに向き合っていただければ幸いです。

龍虎協宜、即之四神具足之地也、
蛮夷歸善、豈非諸佛摩頂之場乎、
又設萬燈曾供十方尊、薫修定遍法界、素意盍成悉地
 
龍虎は宜しきに協(かな)い、即ちこれ四神具足の地なり。
蛮夷は善に歸(帰)し、豈(あに)、諸佛摩頂之場(しょぶつまちょうのにわ)ならざんや。
又、萬燈曾(まんどうえ)を設け、十方尊を供す。
薫修は定んで法界に遍し。素意は、蓋(なん)ぞ悉知を奉ぜん。

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